東北初 世界農業遺産認定の水田農業地帯「大崎耕土」
2018.02.14
世界農業遺産は,社会や環境に適応しながら何世代にもわたり形づくられてきた伝統的な農林水産業と、
それに関わって育まれた文化、地域、生物多様性などが一体となった世界的に重要な農林水産業システムをFAOが認定する仕組みです。
平成23年度に創設され、これまでに日本、中国、インドなど19カ国44地域が認定され、日本では新潟県佐渡地域や石川県能登地域など8地域が認定されています。
今回、大崎地域の「大崎耕土の巧みな水管理による水田農業システム」が世界農業遺産に東北では初めて認定されました。
大崎耕土(おおさきこうど)は、宮城県の大崎地方(大崎市・色麻町・加美町・涌谷町・美里町)に広がる平野の農地を指す呼称です。
江合川、鳴瀬川の流域に広がる水田農業地帯である大崎地域は、「やませ」による冷害や地形的要因による洪水、渇水が頻発する厳しい自然環境の中、
用水の確保や栽培技術、排水対策等、また化女沼やラムサール条約登録地の蕪栗沼といった湿地、冬期湛水(ふゆみずたんぼ)などの水環境に支えられています。
鎌倉時代より始められた水資源管理が継承されていて、江戸時代には仙台藩により新田開発も行われ現在に至ります。
また、豊かな農文化や水田、水路、屋敷林「居久根(いぐね)」のつながりが豊かな湿地生態系を育み、多様な動植物が存在する独特の農村景観を形成しています。
この農業や文化、生物多様性、美しく機能的な農村景観が一体となった農業システムが、未来に残すべき「生きた遺産」として世界農業遺産に認定されました。
画像:ふゆみずたんぼ
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