ふゆみずたんぼ 蕪栗の人と自然の共生
2014.02.04
「ふゆみずたんぼ」は、文字通り冬も田んぼに水を張り、
田んぼに暮らす生もの、イトミミズや水鳥などの力を借りて、化学肥料や農薬に頼らない米作りを行う農法です。
※画像は有機ササニシキ圃場
「生きもの」を守り育むと同時に、お米づくりを「生きもの」が助けてくれるという「生きもの」とは切っても切れない関係にある方法です。
「生きもの」が田んぼで生活してくれているだけで、お米づくりには次のような効果があります。
冬、田んぼに水を張ることにより、水の中に菌類やイトミミズが発生します。
それを餌にする雁や白鳥などの水鳥がやってきます。
稲の切り株やワラが微生物によって分解され肥料となり、水鳥の糞に含まれるリン酸や窒素は土の養分となります。
つまり肥料を与えることと同じ施肥効果をもたらします。
そのイトミミズは有機物を食べて分解し、微生物が活性化した糞を出します。
これが「トロトロ層」と言われるきめ細かな土層になり、雑草の種を埋め込み繁殖を防ぎます。
さらに害虫駆除の効果があります。
春、「ふゆみずたんぼ」には蛙が産卵をします。
害虫が発生する頃に、蛙やクモが農薬を使わなくても害虫を食べてくれます。
このように、慣行農法では、農薬や化学肥料などで対処することを冬に田んぼに水を張ることで、
生命の循環を上手く使い、肥沃な土を作り、雑草を抑え、害虫を駆除することができるのです。
田んぼは「田んぼで生活する生きものすべての所有物」です。
私たちは1年のうち5月から10月までの期間にその「田んぼ」を貸りてお米を作ります。
そして外の期間は「人間以外の生きもの」の為に何ができるのかを考え行動することで、次の年、またおいしいお米ができるのです。
蕪栗米生産組合では、井戸水を汲み上げて田んぼに流す動力源として、「太陽エネルギー」を利用しています。
栽培が難しく今や希少価値の『ササニシキ』
◇さっぱりとした飽きのこない体に優しいお米♪アレルギーの食事療法にも♪◇
2010年にデビューした新品種のお米『 つや姫 』
◇炊き上がり真っ白つやつや!豊富に含まれる旨味成分もぜひ実感して下さい◇
粒が大きい宮城生まれの『ひとめぼれ』
◇適度な粘りとモチモチ食感♪大粒でハリがある、ふっくらとしたご飯です◇
※美味しい蕪栗米♪「ひとめぼれ」「つや姫」のお試しセットも有り♪♪
蕪栗米生産組合の放射能検査は、「日本穀物検定協会」に依頼しており、国規制の20/1である5ベクレル/kg 以下を自主規制とし、すべて不検出の分析試験結果を頂いております。また、第三者分析機関で検査を行うことで、自社検査などと異なり、高い検出感度の結果が得られ、検査結果の信頼性が高まることになると考えております。どうぞ安心ください。
生きもの豊かなたんぼのお米「蕪栗米」は蕪栗米生産組合直営のネットショップ「かぶくり屋」で購入できます。
※蕪栗米生産組合のお米は、環境、食材にこだわるハンバーグレストラン「びっくりドンキー」で使用されています。
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蕪栗米生産組合
美味しいお米の販売サイト「かぶくり屋」
URL:http://kabukuriya.com
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