冬の田んぼに水を張る 「ふゆみずたんぼ」【蕪栗米生産組合】
2019.02.18
冬の田んぼに水を張る「ふゆみずたんぼ」は、田んぼに暮らす生ものの力を借り、化学肥料や農薬に頼らない江戸時代からある農法です。
「生きもの」が田んぼで生活してくれるだけで、米づくりには様々な効果が期待できます。
冬の田んぼに水を張ると水の中に菌類やイトミミズが発生します。それを餌にする雁や白鳥などの水鳥がやってきます。
稲の切り株やワラが微生物によって分解され肥料となり、水鳥の糞に含まれるリン酸や窒素は土の養分となります。
イトミミズは有機物を食べて分解し、微生物が活性化します。これが「トロトロ層」と言われるきめ細かな土層になり、雑草の種を埋め込み繁殖を防ぎます。
このように、慣行農法では、農薬や化学肥料で対処することを「ふゆみずたんぼ」で、生命の循環によって肥沃な土を作り、雑草を抑えることができるのです。
冬の自然サイクルを活用する農法は難しく、すべての田んぼが出来るわけではありませんが、生きものを守るだけでなく、水質浄化、地球温暖化ガス抑制などに活かされ地域に貢献しています。
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蕪栗米生産組合の生産品種【有機米、特別栽培米】
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蕪栗米生産組合の放射能検査は、「日本穀物検定協会」に依頼しており、国規制の20/1である5ベクレル/kg 以下を自主規制とし、すべて不検出の分析試験結果を頂いております。また、第三者分析機関で検査を行うことで、自社検査などと異なり、高い検出感度の結果が得られ、検査結果の信頼性が高まることになると考えております。どうぞ安心ください。
生きもの豊かなたんぼのお米「蕪栗米」は蕪栗米生産組合直営のネットショップ「かぶくり屋」で購入できます。
※蕪栗米生産組合のお米は、環境、食材にこだわるハンバーグレストラン「びっくりドンキー」で使用されています。
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蕪栗米生産組合
美味しいお米の販売サイト「かぶくり屋」
URL:http://kabukuriya.com
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