お米の登熟期 日照不足の影響とは【蕪栗米生産組合】
2017.09.06
7月下旬から日照も少なく雨の日が続いています。適切な管理を行っていますがこんな天候は初めてです。
気温が低いわけではありませんので、稲の生育に極端な影響は出ていませんが、日照不足により穂揃期が長期化して、登熟が遅れている気配があります。
つまり稲刈りが遅くなる可能性があります。
お米の種子が次第に発育して大きくなることを登熟(とうじゅく)と言います。
稲は光合成によりデンプンを生産してお米になっていきますが、この登熟期に晴天が続くと、光合成が盛んに行われて、美味しいお米が沢山とれます。
日照不足は、米の収穫高も減り(減収)ますが、これはこの登熟期に稲に栄養が行き届かなかったことを意味し、品質、食味に影響します。
一番心配なことは減収による品質の低下なのです。
現在、長年の有機肥料による土壌管理で、稲は土からの栄養分をしっかり吸収しています。
また、こまめな水管理など稲の生育をチェックし徹底した管理を行っていて、お米の花もしっかり咲いて受粉しています。
日照だけはどうにもならないところがありますが、平成5年の米騒動と言われた「冷夏」は花も咲きませんでしたから、今後の天候次第では回復するかも知れません。
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蕪栗米生産組合の放射能検査は、「日本穀物検定協会」に依頼しており、国規制の20/1である5ベクレル/kg 以下を自主規制とし、すべて不検出の分析試験結果を頂いております。また、第三者分析機関で検査を行うことで、自社検査などと異なり、高い検出感度の結果が得られ、検査結果の信頼性が高まることになると考えております。どうぞ安心ください。
生きもの豊かなたんぼのお米「蕪栗米」は蕪栗米生産組合直営のネットショップ「かぶくり屋」で購入できます。
※蕪栗米生産組合のお米は、環境、食材にこだわるハンバーグレストラン「びっくりドンキー」で使用されています。
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蕪栗米生産組合
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