有機栽培ササニシキ圃場に古代生物『カブトエビ』
2015.06.16
田植えが終わる6月頃、蕪栗米生産組合の田んぼでは『カブトエビ』という生きものが見られます。
『カブトエビ』は、約3億年前の恐竜時代から原始的な形のまま生き長らえた「生きた化石」と言われています。
その卵は寒さや乾燥に強く、何年も休眠したまま生きていることがあります。
しかし、卵が孵化すると10日程で急速に成長し、成虫の寿命はたった1か月間しかありません。
写真のように水の濁った田んぼは、菌類や微生物をはじめ様々な生き物が活動を続ける生きている田んぼです。
『カブトエビ』はその微生物等をエサとして発生します。
活動は活発で、絶えず水田の底で泥をかき分けるように這い回るので雑草の芽を摘んでしまいます。
このため別名「田の草取り虫」とも呼ばれています。
また、この濁り自体も植物の光合成を抑制する効果があるため雑草を生えにくくするため、米作りにとっては大変良い効果が期待できます。
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蕪栗米生産組合の放射能検査は、「日本穀物検定協会」に依頼しており、国規制の20/1である5ベクレル/kg 以下を自主規制とし、すべて不検出の分析試験結果を頂いております。また、第三者分析機関で検査を行うことで、自社検査などと異なり、高い検出感度の結果が得られ、検査結果の信頼性が高まることになると考えております。どうぞ安心ください。
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蕪栗米生産組合
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